知らず知らずのうちに病気になり、進行してしまうことは多いものです。
特に症状がなかなか出にくい病気だと、自分で気づくことが難しくなってきます。
そこで重要になってくるのがメディカルチェックです。
多くの項目について検査を行い、異変を見つけていくことになります。
そこで看護師がかかわっていく場は多くなるのです。
病気ではありませんが、やはり体にかかわることですから、きちんとした資格や技術のある人がかかわっていく必要があるからです。
もちろん治療の一環として、病気の早期発見として行われるメディカルチェックもあります。
しかし、最近は何かの活動の前にそれに耐えられる体かどうかということを知るためにも行われるようになってきています。
特に重要となっているのがスポーツに関するものです。
これまでと違った運動をすることになった時に、それに耐えられる体かどうか知っておくことは大切です。また継続してスポーツをしている方も、必要以上の負荷がかかっていないか、どういったメニューを組んでいけばよいのか、体の状態を知ることで考えていくことができます。
そのため、スポーツの現場でも取り入れられることが多くなっているのです。
スポーツは若い人だけではなく、高齢の方などにも健康維持の目的で広がってきています。
無理なく健康的に運動ができるように、多くの人がメディカルチェックを活用していくことでしょう。
その際にメディカルチェックにかかわる看護師の役割はますます大きくなっていきます。